2011年3月28日月曜日

高木文科相が来ました

丹波さんに引き続いて、にいむらです。 

みなさん、それぞれの事情があるでしょうが、とりあえずお元気でしょうか? 体調崩さないよう、十分に注意してください。 

さて、昨日(27日)15時頃、高木文科大臣が来学されました。福大は、見かけはそれほど大きな被害を受けてないようにみえます。でも、研究室は、大黒さんのブログに貼り付けられた画像の通りです(しかし、残念ながら研究室は大臣の視察対象にはいっていなかったようです)。 

事務職のお偉いさん(?)は、大臣が到着する前に、あわてて(?)看板の掲示物を貼り直したり、職員に震災用(じつは、オーンキャンパス用)のユニホームを着るよう指示したり、30分以上も前から本部棟玄関前で整列のリハーサルをしたり、細心の注意を払ってお迎えしようという気持ちが表れていました(??)。 





25日には学長の底抜けに楽観的な声明が出されていますし、せっかく来られても、大臣は、研究室の惨状はおろか、福大が置かれている目に見えない圧倒的な驚異(不安)など、たぶん、ほとんど理解されないままお帰りになったんだろうな(ウーム)。


せめてもと、福島の最近のファッションでお出迎えしようと、ぼくらは下の画像のようないでたちで大臣と相まみえました。




次回は垣見さんの登場です!

2011年3月27日日曜日

学生ボランティアのミニ卒業式

福島大学の合宿所や体育館で避難している避難者の方々を支援している学生ボランティアのなかで、4年生が少なからずいます。当初予定では25日は卒業式でした。
4年生にささやかなプレゼントとして、ミニ卒業式をサプライズで行いました。
本学類の塩谷学類長や人間発達の中田学類長も参加していただき、卒業証書を渡していただきました。

避難所にいらっしゃる方も一緒にお祝いをしてくれ、ささやかながらも心温まる「卒業式」になりました。
丹波

Q&A(行政政策学類震災対策室より)

一昨日に引き続き、連続投稿すみません。しみず@ブログ庶務担当です。
大黒さんの記事、素晴らしいですね。ちなみに、清水研究室の写真の「ドロボウ」は、本人です…(笑)。

さてさて、連続投稿したのは、震災対策室から、「学類生から多く聞かれる質問についてのQ&A」を頂いたからです。
以下に貼り付けます。質問はコメント欄へどうぞー。


*****

 学類生の皆さんへ              行政政策学類震災対策室から(0327)



 3月11日の東北関東大震災から半月が経ちましたが、いかがお過ごしですか?

 次第に余震が収まってきましたが、福島第一原発は予断を許さない状況にあり、いつになったら安心して生活を送ることができるのか、4月に大学の授業が再開できるのか、不安な気持ちになっているのではないでしょうか。また、周囲の友人が実家等に帰省したり、友達に会うことができなくなったりして、心細く思っている方もいるでしょう。

 このブログは、全国に散り散りになっている皆さんの結節点としてつくられましたが、学類からも必要な情報を提供し、皆さんの要望に答えていきたいと思います。

福島大学からの情報は、大学震災緊急連絡HPに掲載されていますが、ここでは、学類生から多く聞かれる質問についてお答えしておきましょう。



Q.授業開始の日程は決まっているのでしょうか? 

A.今のところ、4月23日までの休講が決まっているだけで、いつ入学式を行い授業を開始するかは、まだ決まっていません。地震により新幹線や在来線が運休していること、原発の安全性が確認できていなことなどがその理由です。岩手大学や県立医科大学では5月9日からの授業開始を予定しており、福島大学でも5月以降になると思います。決まり次第、皆さんにお知らせします。



Q.合宿ガイダンスは、例年通り行われるのでしょうか? すぐにでもシニター活動を再開したいのですが、大学や大学以外で活動してはだめでしょうか? 

A.来年度は学年歴が大きく変わりますが、ぜひ合宿ガイダンスを実施したいと思います。日程などは今後、シニター事務局と相談していきます。入学式も延期されるので、急いでシニター活動を再開する必要はありません。原発事故が収束しておらず、福島市も屋内退避・避難の指示の対象域になる可能性があるので、大学としては、授業が始まるまではできるだけ実家等に戻ることを勧め、引越しなどやむを得ない場合以外は大学に来ないように指導しています。学生の安全性を確保できないうちは、サークル活動も休止しています。大学や大学外で集まって活動することは自粛してください。



Q.授業が再開されても、電車が動かないと大学に通えません。どうなるでしょうか?

A.JR東日本発表(3月27日)では、東北本線(郡山~本宮)が3月29日、東北本線(仙台~岩切)が3月31日、東北本線(本宮~福島)(岩沼~仙台)と奥羽本線(福島~米沢)が4月上旬の運転再開見通しです。福島~岩沼間は復旧の見通しがまだ示されていません。在来線の復旧が遅れる場合には、通学バスの運行を検討していくことになると思います。



 なんでも質問を受け付けていますので、遠慮なくどうぞ。

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教員研究室のドナルド

 大黒です。震災対策室に来ています。
 ここでは、みんながそれぞれの役割をもって忙しく働いていますが、僕は今、放射線対策で今後「退避指示」等が決定された時に、さまざまな事情で実家に戻ることのできない学生さんが迅速に安全な地域に退避するためのマニュアル作りを進めています。
 ニュースを見ながら一喜一憂、卒業証書を受け取りにきた4年生の真摯な言葉に感激、福島大学長のメッセージを読んで憤慨(みんなで声をあげよう!)、ガソリン調達のためにみんなで長い列に並んで地域の人たちと井戸端会議――ここでは、震災業務の他、日々いろんなことをやり、いろんなことが起こります。

 いろいろ思うことはありますが、実感したのは、行政政策学類のこれまでのあらゆる活動が「震災対策」になっていたということです。震災直後の食糧調達に遊休農地つながりの皆さんが協力をしてくれましたし、避難所で必要なカセットコンロ用ガスボンベや紙コップは研究室から次々と出てきます。ゼミの芋煮会で鍛えた腕で大会議室を使って、大人数のための食事が作れます。そしてなにより、日頃培った学生さん同士、そして学生と教員との繋がりが、迅速な安否確認と連絡網の整備に繋がっています。人と人との「結」が、こうした時にはもっとも大切であることを実感しているところです。

 こうした忙しい毎日のなか、忘れていたのが、自分が研究者だってことでした(笑)。
 研究室が地震でひどいことになっていながら、そのままになっています。みなさんも慣れ親しんでいる教員研究室ですが、現在の様子は、こんな感じです↓

 ひどい!
 片づけるのにひと月はかかりそうです。きちんと読んだ本だけを片付けるのなら、数日で終わるかもしれませんが…(笑)。7階8階といった上層階の研究室が特にひどいようです。この写真は、僕の研究室(7階)のものです。
 あれ、よく見ると、写真の左上あたりに、いつも高いところから僕を見下ろしていたはずのドナルドが、おしりを向けてひっくり返っています(笑)。ドナルドもちょっとした被災者になっていたようです。
 さて、この写真どこから撮ったんですか?という疑問もあるでしょう。どうやって研究室の奥まで行けたんですか?
 もちろん、本の上を歩いてです!貴重な本の上を土足で歩くなんてできないと思っていましたが、普通にできました(笑)!
 ↓の写真は、新村さんが自分の研究室をとった写真です。本の上に堂々と立っている自分の足が写り込んでいます。

 
 ↓の画像は、研究室に入り込んだ泥棒が、発見されて窓から逃げ出そうとしているところのようですが、ここは8階、清水研究室です。


 
 研究室もこんな状況ですし、なにより、原発の状況が安定せず、今後大学が通常業務にいつ戻れるのか、あるいはほんとうにそんな時期が来るのか、心配な毎日が続いています。首相をはじめ「復興」を口にする人も多いのですが、私たちは、また被災地域にいるみなさんも、ひとそれぞれ、まだまだ直近の課題に追われている状況ではないでしょうか。

 それでは、僕に救われた小さな被災者ドナルドからの伝言です↓


 「みんな、自分が今やるべきだと思うことを、存分にやろう。ボランティアに行きたい人は行こう!仕事をしたい人は仕事に行こう!勉強したい人は勉強しよう!家族の安全を最優先に守りたいという人はそうしよう!ゆっくり休みたい人は休もう!友達に会いたい人は会いに行こう!」

 最後に、新学期の開始が遅れたので、ブログを読んでくれている学生さんへ課題を出します。
 画像に写っている、「たかの由梨ビューティークリニックの従業員」のようなドナルドの友人(黒い)は誰でしょう?分かった人は、メッセージを書き込んで下さい!

 次回は丹波さん、お願いします。

2011年3月26日土曜日

こんな僕たちだからこそ、良い東北をつくっていける

西崎です。
3月もあと6日で終わるというのに窓から見えるのは雪景色。
なごり雪をみながらいろいろなことを考えています。
わたしの思いは次回にお伝えすることにして、今日は卒業証書を受け取りにこられた卒業生の言葉をお伝えしたいと思います!
このブログは、在校生のみなさんを励ましながら、いろいろな情報を発信しようというつもりで立ち上げました。
でも、みなさんの声を聞きながら、実は教職員もまた励まされているのだろうと、しみじみ思いました。心からありがとう、と言いたいです。


***
「4年間学んだこと、震災を忘れずに教員として子どもたちに経験を伝えていきたいです」


「福島大学を卒業したことを誇りに思って、4月1日から仕事に励みたい。卒業式みたいなことをしていただいて感謝しています」

「出身は遠いところだけど、就職先は県内。これからどんどん東北人になっていければと思います」

「あっという間だったが、楽しかった。ゼミが一番楽しかった」

「こんな形の卒業になるとは思っていなかった。県内の職場で、福島のためにがんばりたい」

「生まれてまもなくバブルがはじけた。
小学校入学で阪神淡路大震災が起き、
中学生のときにはゆとり教育がはじまった。
そして高校生のときは、履修漏れ事件が起きた。
大学生のときにリーマンショックがおき、さらに今回の震災となった。
88年、89年生まれてはなにかを持っている。
こんな僕たちだからこそ、日本を立ち直らせ、良い東北をつくっていけると思います」

「ゼミで勉強も遊びも精一杯やりました」

「ぼくたちの世代はつらいことがいっぱいあった。だから他の人に優しくできる。4月1日から県内の役場で働く。ジャージを持ってこいといわれています」

「あっという間の4年間でした。こんな形で卒業するのは残念ですが、就職先の栃木県で貢献していきたいと思います」

「このような状況のなか、学類長から学位記をもらえてうれしいです。」

「卒業をすることができ、嬉しいです。これから消防士として、がんばりたいです」

***

次回は大黒さんが担当します!(研究室情報、わたしも楽しみです)

追伸:大学のHP(http://www.fukushima-u.ac.jp/)の教務関係、学生課関係、その他随時更新されています。必ずチェックしておいてください。

2011年3月25日金曜日

卒業記念パーティーでのお祝いの言葉に替えて

みなさん、こんにちは。連続投稿すみません。ブログ庶務担当(?)の清水です。
塩谷学類長から、卒業生に対するメッセージをいただいたので、ブログで掲載します。
(卒業証書が郵送される場合には、同一文書が同封されています)。

卒業生はもちろん、在学生に対してもこのメッセージを送りたいと思います。


卒業記念パーティーでのお祝いの言葉に替えて

 3月25日は、皆さんが楽しみにしていた学位記授与式(卒業式)と卒業記念パーティーの日でした。しかし、あの日を境にすべてが変わりました。行政政策学類では、いずれ卒業式に替わる集いを設ける予定ですが、一人ずつ静かに旅立っていく皆さんに、再会のときまでの奮闘を期待して、エールを送りたいと思います。

 大きな事件や事故があったとき、私たちは日付とともにその出来事を記憶しています。8.15敗戦の日、1.17阪神淡路大震災、9.11世界同時多発テロ。そして、いまそこに、「3.11東日本大震災」が加わることになりました。これから50年、100年、いや人類社会が続く限り、この日とその後の出来事は語り継がれていくでしょう。

 「戦後最大」「未曾有」「空前絶後」、どんな言葉を使っても表現しきれないような恐るべき状況がいま私たちの前に展開しています。地震から二週間が経ったいまもなお増え続ける死者・行方不明者の数、家屋の損壊や放射能汚染によって故郷を離れた数十万の人々、いまだに予断を許さない原発等々。皆さんの中にも、家族や親せきが被災したり、避難所生活を余儀なくされたりしている方が少なくないと思います。

 しかし、幸いにして、私たちは生き残りました。日が経つにつれて、どんな非日常的な出来事も、日常へと取って代わられ、人々の記憶の片隅へと追いやられていきます。生き残った者として、この時代を生きるものとして、そして、この福島の地に学んだ者として、私たちには「使命」と「試練」とが与えられたのではないでしょうか。

 「震災」は、自然現象である「地震」とは異なる社会現象です。震災は、この国や社会の最も弱いところを容赦なくあぶり出しています。原発に依存してきた福島の地域振興策と日本のエネルギー政策、救えたはずの多くの命を救うことができない医療体制や支援物資の配送システム、水道水や農産物の放射能汚染によって惹き起こされる消費者のパニックなど、私たちが普段は見過ごしてきた課題が次々と明らかになっています。

 そして、それとともに晒されているのは私たち自身の弱さや甘えです。問われているのは私たちの「これまでの、いまの、これからの生き方」です。この困難な状況を前にして、言葉を失い、思わず立ちすくんでしまうかもしれません。いますぐには何をすべきかが見つからないかもしれません。でも、きっと何かができるはずです。行政政策学類で学んだのですから。私たちは一人ではないのですから。

 「その後の出来事」を創るのは私たちです。この学類で学んだことに誇りをもって生きてください。そして、学び続けてください。

“Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever. “
「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。」(マハトマ・ガンジー)


2011年3月25日

行政政策学類教員を代表して 塩谷弘康

4年生のみなさん、卒業おめでとう!

みなさん、こんにちは。ブログ投稿一回目は、清水が担当します!


みんな元気にやってるかー?コメント欄を開放しているので、質問や感想など、なんでも書き込んでくださいね(ブログの内容と関係なくても大丈夫ですよー)。

さて、今日は本来であれば、卒業式でした。残念ながら式の方は中止になってしまいましたが、何人かの卒業生が学類長室に卒業証書を取りに来てくれました。




全員そろって卒業式ができなかったことは残念ですが、震災が一段落した後、学類(及び、学友会、同窓会)として、何らかの形で卒業生が集う機会をつくることを検討しています!そうじゃなくても俺がやる(笑)!


最後に、お知らせ。

今週から、土湯温泉バスツアーが始まりました。火曜・木曜の14時に経済経営学類棟正面玄関発で、1回200円です。避難所の方々向けとなっていますが、学生も教職員も利用可能です。市内に残っている皆さん、利用を検討してみてはいかがでしょうか?





もう一点。
ソフトバンクから緊急災害用の携帯電話を100台、無償で3ヶ月間貸与していただきました。
100台ですよ、みなさん!本当にありがたいことです。
白戸家のお父さん、ありがとう!!!


ではでは。次の投稿は、西崎さん、お願いします♪