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2011年3月29日火曜日

推進力を得た震災対策室

 本日、行政政策学類にガソリン280リットルが補給されました。
 行政政策学類震災対策室もこのブログも、これまで以上に推進力を増します!

 うれしいのは、この推進力が、新潟県山古志村(現在は中越市)のみなさんからもたらされたということです。

 山古志村と福島大学、行政政策学類は深いつながりがあります。
 山古志は、2004年10月23日に発生した新潟県中越地震で甚大な被害を受けた地域ですが、直後に現地に入った福島大学、行政政策学類の学生・教員ボランティアが、長期にわたって山古志での避難生活と復興活動にかかわりました。その時に生まれた山古志のみなさんと福島大学の学生・教職員との間の強いつながり(=「結」)は、その後も残り続けてきました。

 この「結」が、今度は山古志から福島への支援という形で生かされています。


(読売新聞2011年3月22日23面)


 山古志のみなさんの支援は、地震発生直後の混乱の中ですでに始められ、貴重な物資を何度も福島まで運んでくれています。
 今回は、福島大学の第一体育館が受け入れ先になっている避難所への野菜などの差し入れ、そして、支援活動や学類の震災業務に欠かせないガソリンを運搬してくれました。ガソリン不足に悩むわれわれには、大助かりです!




 ガソリン到着も朗報でしたが、さらにうれしかったのは、中越地震当時中学生で、山古志の避難所で福島大学の学生たちと過ごした坂牧くんが、今回の支援の中心メンバーだということです。坂牧くんは、中学生当時に避難所で生活を共にした「福大のおにいさん」、清水くんとともに、今回の支援物資を準備し、遠路はるばる福島まで運んでくれました。

 さらに、坂牧くんは、4月からの福島大学の1年生として入学することが決まっています。当時の「福大のおにいさん」、清水くんもまだ在学中ですから(清水くんって…ええっ、何年生なの?)、4月から2人は晴れて同じ大学で学ぶことができるわけですね!坂巻くん、清水くん、おめでとうございます!

 坂牧くん、清水くんの2人は、もう一人の仲間とともに行政政策学類震災対策室を訪ねてくれました。鈴木典夫さんとともに写っています。




 山古志と福島大学とのつながりは、今後もますます強くなっていくことになりそうです。
 行政政策学類の将来がますます楽しみになってきました!!

 震災対策室から、大黒が報告しました。

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