2011年3月26日土曜日

こんな僕たちだからこそ、良い東北をつくっていける

西崎です。
3月もあと6日で終わるというのに窓から見えるのは雪景色。
なごり雪をみながらいろいろなことを考えています。
わたしの思いは次回にお伝えすることにして、今日は卒業証書を受け取りにこられた卒業生の言葉をお伝えしたいと思います!
このブログは、在校生のみなさんを励ましながら、いろいろな情報を発信しようというつもりで立ち上げました。
でも、みなさんの声を聞きながら、実は教職員もまた励まされているのだろうと、しみじみ思いました。心からありがとう、と言いたいです。


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「4年間学んだこと、震災を忘れずに教員として子どもたちに経験を伝えていきたいです」


「福島大学を卒業したことを誇りに思って、4月1日から仕事に励みたい。卒業式みたいなことをしていただいて感謝しています」

「出身は遠いところだけど、就職先は県内。これからどんどん東北人になっていければと思います」

「あっという間だったが、楽しかった。ゼミが一番楽しかった」

「こんな形の卒業になるとは思っていなかった。県内の職場で、福島のためにがんばりたい」

「生まれてまもなくバブルがはじけた。
小学校入学で阪神淡路大震災が起き、
中学生のときにはゆとり教育がはじまった。
そして高校生のときは、履修漏れ事件が起きた。
大学生のときにリーマンショックがおき、さらに今回の震災となった。
88年、89年生まれてはなにかを持っている。
こんな僕たちだからこそ、日本を立ち直らせ、良い東北をつくっていけると思います」

「ゼミで勉強も遊びも精一杯やりました」

「ぼくたちの世代はつらいことがいっぱいあった。だから他の人に優しくできる。4月1日から県内の役場で働く。ジャージを持ってこいといわれています」

「あっという間の4年間でした。こんな形で卒業するのは残念ですが、就職先の栃木県で貢献していきたいと思います」

「このような状況のなか、学類長から学位記をもらえてうれしいです。」

「卒業をすることができ、嬉しいです。これから消防士として、がんばりたいです」

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次回は大黒さんが担当します!(研究室情報、わたしも楽しみです)

追伸:大学のHP(http://www.fukushima-u.ac.jp/)の教務関係、学生課関係、その他随時更新されています。必ずチェックしておいてください。

1 件のコメント:

  1. どーも!清水晶紀ゼミの匿名熱望です(^o^)

    東日本大震災の起きた日から2週間以上が経ちました。僕は福島から避難して宮城の実家にいます。今年は公務員試験を控えているので、本来なら勉強をしなければいけないのですが、日々報道される被災地の変わり果てた姿や被災者のインタビューを見ていると、いてもたってもいられず、地元のボランティアに参加していました。それでも何か気持ちが晴れず、悶々とした毎日を送っていました。そんな時にこのブログができて、先生方の優しさや、行政の「結」を感じることができてこころが温まりました。
     卒業生のみなさんも、本当なら新生活に胸を躍らせる時期かと思いますが、このような事態になってしまい、とても残念かと思います。でも、載せられている卒業生のコメントのように、力強くぽぽぽぽーんと福大を飛び立って下さい!

    さて、ここからは僕が気になる福大の今後を質問させてもらいます!
    ①:東北のいくつかの大学では、入学式の日程などが発表されていますが、福大はどうなのでしょうか?福大の場合は、原発の問題にかなり影響を受けると思いますが、目処をどの程度立てているのか知りたいです!
    ②:①でも挙げましたが、やはり原発がもっとも大きな問題だと思います。福大として、原発がどのような状態になったら安全と判断するのか、何か決まっていたら教えて下さい。
    ③:来年度の授業のことなんですけど、この状況だと授業開始が遅くなるのは確実だと思います。この授業開始の遅れをどのように処理するのか、非常に気になります。やっぱり夏休みが削られちゃうんですかねぇ…。テストをせずにみんなA判定とかいいですよね(笑)
    ④最後に、福大のためになにか力になれることはありますか?

    よろしくお願いします<(_ _)>
    あと、僕はPCから投稿したんですけど、携帯からだとうまくできません(>o<)ドコモなんですけど、僕だけなんですかねぇ?携帯からできるようになればもっと気軽に投稿できると思います!


    更新楽しみにしてます!大変かと思いますが、どーぞお体ご自愛ください(^^)ノシ

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